おさかなギャラリー:マルハニチロ食品

詳細情報

アサリ

アサリ
Illustrated by 鈴木勝久
英名
Short-necked clam、Japanese carpet shell、Manila clam
学名
Ruditapes philippinarum (Adams & Reeve)
分類
マルスダレガイ目 マルスダレガイ科 アサリ属
体長
殻長5cm
分布域
北海道から九州。朝鮮半島、中国。ハワイ、北米西海岸、ヨーロッパ
特徴
殻の色や模様はさまざまだが、一般に、砂地にすむものの方が、泥地にすむものより色鮮やかで、模様がはっきりしている。また、北海道のものは、灰色でほとんど模様がない。河川の流れ込む内湾の砂泥底にすみ、プランクトンや有機物粒を水管から吸い込んで餌とする。吸い込んだものを全て食べるわけではなく、鰓で漉しとった上で、餌となるかを判断して口に運ぶ。口は水管とは逆の位置にあり、従って水管のあるほうが「後ろ」になる。産卵期は春と秋の2回ある。成長のスピードは産地によって異なり、有明海では2年で殻長35mmになるが、北海道の厚岸湖では同じ大きさに3年掛かる。かつては国内に多くの産地があり、春の潮干狩りは春の風物詩であったが、生息地の埋め立て、水質悪化、ダム建設による砂の供給減などにより急激に生産量が減少し、現在では中国からの輸入品が多い。なお、マガキの種苗に混じって世界各地に移入され、定着している。
料理法
グリシン、タウリン、アラニン、グルタミン酸などのアミノ産やグリコーゲンなどの多糖類を多く含み、濃厚な旨みを持つ。味噌汁が定番だが、すぐに身が縮むので火の入れすぎに注意。その他、酒蒸し、天ぷら、炊き込みご飯、深川丼、佃煮なども旨い。また、スパゲッティー、ワイン蒸し、クラムチャウダー、パエリアなど西洋料理にも向く。旬は産卵期の直前で、春と秋の2回ある。