シロギス
- 英名
- Japanese sillago
- 学名
- Sillago japonica Temminck & Schlegel
- 別称
- キス(全国)、マギス・シラギス(東京)、キスゴ(西日本各地)、アカギス(徳島)
- 分類
- スズキ目 キス科 キス属
- 体長
- 25cm、最大37cm
- 分布域
- 北海道南部以南の日本(琉球列島を除く)。台湾、フィリピン
- 特徴
- 体色は透明感のある黄褐色で、虹色の輝きがあり美しい。日本にはキスの仲間が4種類いるが、本種は背鰭に全く模様を持たず、また腹鰭が無色である点で、他種と区別できる。また、最も普通に見られるので、単にキスといえば、本種を指す。沿岸の浅い砂底に群れてすみ、危険を感じると砂の中へ逃げ込む。餌は小型のエビ、カニ、貝、ゴカイなど。産卵期は6月~9月。底曳網、定置網、釣りなどで漁獲される。
- 料理法
- 繊細で上品な白身は天ぷらが一番。その他、フライ、塩焼き、干物など。大型のものは刺身も美味。旬は産卵を控えた夏。