カサゴ
- 英名
- Marbled rockfish、False kelpfish
- 学名
- Sebastiscus marmoratus (Cuvier)
- 別称
- アラカブ(九州、下関)、アカメバル(神戸、明石)、アカゾイ(青森)、ガシラ(和歌山、高知)、ゴッチョウ(紀州、奄美)、ホゴ(土佐、愛媛)、ハチメ(富山、新潟)、ボッカ・ボッコ(山陰)、アカイユ(沖縄)
- 分類
- カサゴ目 フサカサゴ科 カサゴ属
- 体長
- 25cm
- 分布域
- 北海道南部以南の日本。東シナ海。
- 特徴
- 頭は大きく、鋭いトゲがたくさん生える。ただし、眼の下にトゲがない点で、近縁のアヤメカサゴと区別できる。沿岸の岩礁域にすみ、小魚やエビ、カニを餌とする。生息深度により体色は変化し、深場に生息する個体の方が赤味が強い。卵胎生で、10~11月に交尾を行い、仔魚は11~3月に産み出される。釣りや刺し網で漁獲され、高値で取引される高級魚。
- 料理法
- 癖のない白身で美味。煮付けが定番だが、空揚げ、塩焼き、潮汁、味噌汁にしてもよい。大きなものは刺身も美味い。旬は冬。繁殖期で脂が乗る。