ミナミマグロ
- 英名
- Southern bluefin tuna
- 学名
- Thunnus maccoyii (castelnau)
- 別称
- インドマグロ
- 分類
- スズキ目サバ科マグロ属
- 体長
- 約2m、最大245cm
- 分布域
- オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、チリなど、南緯30度~50度の南半球温帯域に帯状に広く分布し、南緯45度を中心として地球を一周する回遊を行う。
- 特徴
- クロマグロに近縁な種で姿もよく似るが、クロマグロより目が大きく胸鰭も長い。また、尾柄側面の隆起は淡黄色。 産卵場は、オーストラリアとインドネシアの間の一カ所のみ。
- 料理法
- 身色や味など、ほぼクロマグロに匹敵する高い評価を受け、寿司種や刺身として重用される。 1960~70年代には日本漁船の漁獲も多かったが、現在では資源の減少により漁獲枠が激減し、代わりに、小型のものを生簀で育てた、いわゆる蓄養物がオーストラリアから多く空輸されるようになった。