シログチ
- 英名
- Silver croaker
- 学名
- Pennahia argentata (Houttuyn)
- 別称
- イシモチ(東日本)、グチ(西日本)
- 分類
- スズキ目 ニベ科 シログチ属
- 体長
- 40cm
- 分布域
- 仙台湾~土佐湾、瀬戸内海、東シナ海。その他、東南アジアからインド
- 特徴
- 体色は銀白色で、鰓蓋の後縁に黒斑を一つ持つ。ニベ科の魚は、浮袋を震わせて、グーグーと鳴くことができ、それが愚痴を言っているように聞こえるので「グチ」の名が付けられた。また、頭部の中にある耳石という平衡器官が大きくて硬いため、イシモチとも呼ばれる。水深20~140mの砂泥底にすみ、エビ、カニ、シャコなどの甲殻類を主体に、小魚、ゴカイ、イカなどを餌とする。春から夏に産卵し、稚魚は1年で15cm、2年で23cm、4年で30cmに成長する。寿命は約10年。主に底曳網で漁獲される。東シナ海を主漁場とするニベ・グチ類の漁獲量が激減するなかで、本種は漁獲量が比較的安定している唯一の種で、今では同類の漁獲の大部分を占める。
- 料理法
- 癖のない柔らかな白身で、唐揚げ、塩焼きが美味しい。また、すり身は味が良く、弾力も強いため、高級な竹輪、蒲鉾などの煉製品に使われる。小田原名産の蒲鉾の品質を支えたのも、本種をはじめとする東シナ海産のグチ類であった。