サッパ
- 英名
- Japanese sardinella
- 学名
- Sardinella zunasi (Bleeker)
- 別称
- ママカリ(岡山、瀬戸内海)、モオカリ(広島)、サッペラ(千葉)、チナシ(紀州)、キンカワ・ハンダ(愛知)、キイワシ(石川)
- 分類
- ニシン目 ニシン科 サッパ属
- 体長
- 18cm
- 分布域
- 北海道以南、黄海、台湾
- 特徴
- 体は薄く、腹部には稜鱗がある。コノシロに似るが、体側に黒点がなく、背びれの最後は伸びない。内湾・内海の砂泥底にすみ、プランクトンを鰓で漉しとって食べる。刺し網、定置網、投網などで漁獲されるが、産額はさほど多くない。
- 料理法
- 小骨が多いので酢漬けにすると、さっぱりとして美味。岡山方面では「飯借り(ままかり)」と呼ばれ、名産品になっている。空揚げ、塩焼きでも賞味される。