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環境マネジメント

環境マネジメント体制

環境経営をさらに強化する目的で、2017年度より経営会議の諮問機関として、環境委員会を新たに設置しました。環境委員会で定められた計画・施策は、マルハニチロとグループ各社の環境責任者を介して周知され、各社において具体的な施策を立案・実施しています。

環境経営推進体制

ISO14001の認証取得状況

マルハニチログループでは、国内外生産工場において環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証取得を推進しています。2017年4月現在、国内外生産拠点を中心に、7企業でISO14001を取得しています。

マルハニチログループISO14001取得企業一覧(2017年4月1日時点) 
企業名 事業場
浙江興業集団有限公司  
マルハニチロ株式会社 本社(生産管理部)、化成バイオ事業部森、化成バイオ事業部宇都宮、夕張工場、石巻工場、白鷹工場、大江工場、群馬工場、宇都宮工場、広島工場、下関工場
土谷食品株式会社  
株式会社マルハニチロ九州  
ニチロ畜産株式会社 本社、札幌工場、十勝工場、名寄工場
株式会社ヤヨイサンフーズ 長岡工場、清水工場、九州工場(第1工場)、九州工場(第2工場)
株式会社マルハニチロ北日本 本社、青森工場、森工場、釧路工場、宗谷工場、富良野工場

グリーン経営認証の取得

マルハニチロ物流では、ISO14001に代えて、運輸事業者向けの環境マネジメントシステムである「グリーン経営認証」の取得を推進しています。公益財団法人「交通エコロジーモビリティ財団」が認証機関となって推進するこの制度は、同財団と国土交通省がISO14001にもとづき作成したグリーン経営推進マニュアルに則り、事業者自らが省エネ等の目標を設定して環境改善活動に取り組み、認証機関による審査を受ける制度となっています。

マルハニチロ物流では2010年度から本認証の取得に着手し、2011年度はまず6ヵ所の物流センターの認証を取得しました。また、2012年度は6部門で、2013年度はさらに6部門で認証を取得し、3年間で合計18部門の認証取得となり、主要センターではすべて取得となりました。引き続き、同マネジメントシステムの定着化を進めるべく、従業員へのシステム説明(教育)、“グリーン経営認証啓蒙ポスター”の掲示などの活動にも取り組んでいます。

グリーン経営認証監査の様子
マルハニチロ物流 グリーン経営認証 取得年度・部門一覧
2011年度
  • 船橋物流センター
  • 城南島物流センター
  • 築港物流センター
  • 六甲物流センター
  • 鳥栖物流センター
  • 唐津物流センター
2012年度
  • 川崎第一物流センター
  • 川崎第二物流センター
  • 日比野物流センター/関西・中部支社
  • 咲洲物流センター
  • 箱崎物流センター/九州支社
  • 箱崎第二物流センター
2013年度
  • 本社・関東支社
  • 豊海物流センター
  • 南港物流センター/関西・中部支社
  • 福岡物流センター
  • 北野物流センター
  • 谷山物流センター

環境監査

ISO14001を取得しているマルハニチログループの各工場では、工場ごとに環境内部監査員を選任し、内部環境監査を定期的に実施しています。

また、複数の工場を有するマルハニチロならびにマルハニチロ北日本、ヤヨイサンフーズでは、自工場だけでなく他工場の監査員を加えた相互監査を実施しています。この監査により、より客観的な視点での審査が可能になるほか、監査スキルの向上や環境に関する工場間の情報交換促進などの効果を上げています。

2016年度は、環境内部監査に加え、マルハニチロの監査部による環境法令遵守状況を含む監査を実施しました。また、マルハニチロの経営企画部は、2016年度より、各企業の環境法令の遵守状況をより詳細に確認するため、環境監査を実施しています。

マルハニチログループ環境監査一覧
監査名 対象企業 実施内容
ISO14001
内部監査
ISO14001取得企業 環境経営の国際規格であるISO14001の要求事項をもとに、自社内で監査チームを編成して、環境マネジメントシステムの自己チェックを実施
ISO14001
相互監査
ISO14001取得企業
(マルハニチロ、
マルハニチロ北日本、
ヤヨイサンフーズ)
ISO14001の内部監査において、被監査工場以外の工場から監査員を派遣。被監査工場の従業員では気付かない指摘・留意事項の洗い出しが目的
ISO14001
外部監査
ISO14001取得企業 ISO14001に基づいて認証機関が行う「マネジメントシステム審査」
監査部監査 マルハニチログループ全企業 マルハニチロ監査部が実施しているグループ企業に対する環境法令遵守状況を含む監査を実施
環境監査 マルハニチログループ全企業 マルハニチロ経営企画部が実施しているグループ企業に対する環境法令の遵守状況の確認

環境リスクマネジメント

マルハニチログループでは、工場から排出される排水の法令基準の逸脱(BOD※1、COD※2)、保管されている薬品・油の漏洩、廃棄物の不適切処理をリスクと捉え、管理体制の強化を図っています。

ISO14001認証取得事業場においては、システムに沿った管理手順の整備、業務従事者への教育、定期的なモニタリングの実施により管理を行っています。また、認証未取得の事業場においても環境巡回(環境監査)の実施等により、事業場ごとに管理体制の構築、管理手順の整備等を進めています。

※1 BOD:生物化学的酸素要求量。CODとともに水質測定に用いられる指標
※2 COD:化学的酸素要求量

環境教育

従業員への環境教育

マルハニチログループでは、従業員1人ひとりの環境への意識を高め積極的な行動を促すために、研修やグループ内広報活動に力を入れています。

その一例として従業員を対象とした環境法令の説明会を定期的に開催しています。2016年度は、グループ内の廃棄物処理の実務担当者に向けた法令説明会を開催しました。2017年度も、グループ内の廃棄物処理の実務担当者に向けた法令説明会を計画しています。

また、グループ役職員との情報共有ツールであるイントラネットサイトを通じて、グループ内外の環境関連の情報を提供しています。一例をあげれば環境問題に関する情報を「エコタイム」にまとめ毎月発行しており、従業員の環境に対する意識向上を図っています。

環境法規制の遵守

水質汚濁、大気汚染、土壌汚染、悪臭、騒音、振動、エネルギー消費、廃棄物処理などを規制するため、さまざまな法令が運用されています。マルハニチログループは、活動を通じて、これら環境法規制の遵守に努めています。ISO14001を取得している工場では各工場に適用される環境法令を一覧表形式で整理し、年1回以上、遵守状況を確認しています。

2017年度も、「主要環境関連法令の解説書」を用いて、すべてのグループ会社で、環境法令の遵守状況を自己チェックしています。また2010年度からはマルハニチロの環境担当者がグループ内の工場などを訪問し、環境法令の遵守体制や法規制にもとづく記録などを確認する環境監査を行っており、2017年度も継続していきます。

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