サステナビリティ長期ビジョン [ 2027年度 ]
マルハニチログループは、
いまよりももっと「サステナブルな企業グループ」へ
「持続的な企業価値の向上に取り組む企業グループ」へ
「持続可能な地球・社会づくりに貢献する企業グループ」へ
マルハニチログループは、長期的な視点に立ち、事業活動を通じて、「3つの価値」の創造に注力していきます。
「経済価値」の創造
10年後のありたい姿
- グローバル領域で「マルハニチロ」ブランドの水産品、加工食品を生産・販売する総合食品企業
- 水産・食品の枠組みを超えたバリューチェーンを展開し、収益の拡大化を実現
- 世界No.1の水産会社としての地位を確立
- 冷凍食品・介護食品の国内No.1企業としての地位を確立
- 水産物由来機能性材料のリーディングメーカーとしての地位を確立
- 最高レベルの安全・安心を提供する食品企業
「社会価値」の創造
お客様への価値
安全・安心な食の提供
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中期目標 |
行動計画 |
品質保証体制 |
- 品質マネジメントシステム
「マルハニチログループ品質保証規程」の浸透と適切な運用
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- 品質PDCA活動をグループ全体で展開
「設計開発」「原材料調達」「人材育成」を重点テーマと位置付け継続的な改善を図る
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食品安全体制 |
- グローバル規格の食品安全マネジメントシステムの認証取得推進と効果的な運用
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- 全てのサプライチェーンとの連携を強化
- 工場点検、指導の強化
- 品質衛生管理教育体制の充実化
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食品防御体制 |
- 「マルハニチログループ フードディフェンス管理規則」に基づく良好な職場環境の維持と防御レベルの向上
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- 工場点検、指導の強化
- フードディフェンス管理教育の継続
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「消費者志向経営」の推進
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中期目標 |
行動計画 |
「消費者志向経営」の社内浸透 |
- トップコミットメントに基づく社内風土の醸成、および各部門の有機的連携
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- 「消費者志向経営」に関する啓発研修の実施
- 「消費者志向経営」を推進するための体制構築
- 「お客様の声」を活かす事業活動の強化
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消費者とのコミュニケーションの一層の深化 |
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- お客様に満足いただける応対サービスの強化
- 安全・安心への取組強化
- 持続可能な環境活動との連携
- 消費者教育「食育活動」との連携
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「生涯健康計画」の推進
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中期目標 |
行動計画 |
商品開発・提供、情報発信を通じてお客様のライフステージに沿った健康維持の支援 |
- 「生涯健康計画」に基づくコミュニケーション活動の活発化、および研究・開発の強化
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- プロモーション活動の推進
- 魚食および魚由来の機能成分の研究・開発
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- 機能性表示食品、減塩やカルシウム強化、カロリーコントロールなどメタボ対策や骨強化などの「カラダの健康」への対応
- 食べることそれ自体も楽しんでいただけるなど、「ココロの健康」へも配慮する商品
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従業員への価値
成長機会の提供
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中期目標 |
行動計画 |
成長機会の提供 |
- 次期リーダー育成
- グローバル人材育成
- キャリア開発支援
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- 次世代経営人材育成プログラムの始動
- グローバル人材育成の加速
- 人材育成スキームのリニューアル
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安全で働きやすい職場づくりの推進
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中期目標 |
行動計画 |
安全で働きやすい職場づくりの推進 |
- 安全で長時間労働やハラスメントの無い職場環境の維持・促進
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ダイバーシティの推進と働き方改革の実施
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中期目標 |
行動計画 |
風土改革の推進 |
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- 経営陣からの情報・メッセージ発信
- 社員間の横のつながりの強化
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女性活躍の推進 |
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- 認定マーク「くるみん」「えるぼし」の取得
- フォーラムの開催
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働き方改革の推進 |
- 業務効率の改善
- ワークライフバランスの改善
- 多様な働き方の受容
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- IT化の推進
- 新しい人事制度の創出
- 在宅勤務などの定着
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健康経営の推進
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中期目標 |
行動計画 |
健康経営の推進 |
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- 健康診断事後措置の強化
- メンタルヘルス対策の強化
- 健康増進・がん予防セミナーの開催など
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人権の啓発推進
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中期目標 |
行動計画 |
人権の啓発推進 |
- 人権問題への正しい理解・認識に基づく差別を許さない人権尊重の企業風土づくり
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地域・社会への価値
地域社会との共存・共栄
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中期目標 |
行動計画 |
食育活動 |
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- ライフステージに寄り添いながら、健やかな暮らしを支える「食」の提案
- 持続可能な水産資源を使った料理教室の開催
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環境活動 |
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- 事業場所在地における地域社会の環境保全活動への参加
- 持続可能な環境資源の普及
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地域貢献活動 |
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- 地域文化継承への協力
- 地域社会とのコミュニケーション
- モノづくりの価値を伝える機会の創出
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お取引先への価値
持続可能な調達の実践
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中期目標 |
行動計画 |
CSRに配慮したサプライチェーンの構築 |
- 「調達基本方針」
「サプライヤーガイドライン」 「腐敗防止宣言」に基づくCSRに配慮したサプライチェーンマネジメントの実践
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- 「調達基本方針」
「サプライヤーガイドライン」 「腐敗防止宣言」のサプライヤーへの周知徹底 - サプライヤーへのモニタリングの実施
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「環境価値」の創造
地球温暖化対策
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中期目標 |
行動計画 |
CO2排出量を削減 |
- 2021年度までにCO2排出量を売上高原単位で2017年度比4%以上削減
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- 省エネルギー設備の増強
- エネルギー効率の改善
- ノンフロン冷凍機への転換
- 電気使用量の削減
- 重油・ガス使用量の削減
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循環型社会の構築
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中期目標 |
行動計画 |
廃棄物の削減と再生利用率の向上 |
- 2021年度までに廃棄物排出量を売上高原単位で2017年度比4%以上削減
- 2021年度までに廃棄物等の再生利用率99%を目指す
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- 製造トラブルの削減
- 原材料・資材・商品の廃棄削減
- 廃棄物の有価物化
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海洋資源の保全
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中期目標 |
行動計画 |
持続可能な水産資源の利用を推進 |
- 持続可能な漁業・養殖認証の取得を推進
- IUU(違法、無報告、無規制)漁業廃絶への取り組みを強化
- 完全養殖事業の拡大
- 環境配慮型養殖技術への取り組みを推進
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- 持続可能な漁業・養殖認証(MSC・ASC)取得水産物の取り扱いを推進
- 持続可能な養殖認証の取得を推進
- 輸入水産物のトレーサビリティ確認の強化
- 国内外ダイアローグへの参加
- 完全養殖クロマグロの生産量アップ
- 増養殖技術のR&D体制の強化
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事業活動を通じて持続可能な開発⽬標(SDGs)の達成に貢献
「長期ビジョン」の実現に向けた「サステナビリティ中期経営計画」を策定
サステナビリティ中期経営計画 [2018~2021年度]
「経済価値」の創造
企業価値の向上と持続的成長
- 収益力の更なる向上
- 成長への取り組み
- 経営基盤の強化
売上高 |
1兆円 |
営業利益 |
310億円 |
ROA |
5.7% |
D/Eレシオ |
1.5x |
自己資本比率 |
30% |
「社会価値」の創造
お客様への価値
- 安全・安心な食の提供
- 「消費者志向経営」の推進
- 「生涯健康計画」の推進
従業員への価値
- 成長機会の提供
- 安全で働きやすい職場環境づくりの推進
- ダイバーシティの推進と働き方改革の実施
- 健康経営の推進
- 人権の啓発推進
お取引先への価値
地域・社会への価値
「環境価値」の創造
地球温暖化対策
- 2021年度までにCO2排出量を売上高原単位で2017年度比4%以上削減
循環型社会の構築
- 2021年度までに廃棄物排出量を売上高原単位で2017年度比4%以上削減
- 2021年度までに廃棄物の再生利用率99%を目指す
海洋資源の保全
- 持続可能な漁業・養殖認証の取得を推進
- IUU(違法、無報告、無規制)漁業廃絶への取り組みを強化
- 完全養殖事業の拡大
- 環境配慮型養殖技術への取り組みを推進
サステナビリティ長期ビジョン [2027年度]