成長への挑戦
商品の品質を守り、人が働きやすい環境を
高度な品質・生産管理を、システム・設備と人が協業して継続的に実行できる環境の工場――これが、マルハニチロの考える「スマートファクトリー」です。2013年、スマートファクトリー構想に着手。2019年までに7つの直営工場に新生産管理システムを導入し、スマートファクトリー化を推進しています。この新生産管理システムによって、製造工程におけるミスの未然防止や効率化を実現しています。今後も、安定品質の商品をお客様に提供し続けるという1番の目的からぶれることなく、スマートファクトリーをさらに進化させていきたいと考えています。本社
7工場の「見える化」で迅速な経営判断を実現
全国7工場のデータを本社でモニタリングし、一元管理しています。デジタル統合管理により、事業戦略の立案迅速化、工場努力の評価や改善ポイントの洗い出し、ミス防止のための先回り支援などが可能になりました。
生産ライン
QRコードやハンディを使用した「ミスの未然防止」
従業員は、ハンディやタブレット端末に表示される製造指示に従って製造を行っています。作業手順や検査基準のデジタル化により、指示伝達の正確性が向上。また、指示を逸脱した作業をブロックすることによりミスを未然に防いでいます。
業務の標準化・効率化で従業員の負担軽減
ペーパーレス化/デジタル化により、紙やホワイトボード、エクセル入力などの記録管理業務に要する時間が大幅に減少。記録や管理の質を向上させるとともに、従業員の負担軽減を実現しました。
問題点を深く分析
蓄積されたデジタルデータを分析し、問題点を迅速かつ的確にとらえることが出来るようになりました。事実を網羅的かつ正確に分析することで、課題解決や品質の安定確保に向けた効果的な施策に生かしています。
働きやすく、働きがいのある職場!
おいしく、安全・安心な商品をお客さまにお届けするために不可欠なのが、働きやすい職場です。スマートファクトリー化で、1人ひとりの努力が数値化・見える化され、デジタル化で作業がより明確になったことで、従業員が改善に前向きに取り組める環境になりました。今後も、さらに働きがいのある職場づくりに向けて進化を続けていきます。