3成長への挑戦

人と環境にやさしい 食を通じて幸せな時間を

創業140年。マルハニチロが歩んできた歴史のなかで、食を取り巻く環境は大きく変化してきました。 人々の生活スタイルの変化や技術革新などの変化にかかわらず、いつの時代も私たちが商品と一緒に運んできたのは「食を通じてしあわせな時間をお届けしたい」という想いです。 この想いを未来にもずっとつなげていけるように、これからも食の持続可能性を追求しながら、世界中においしさとしあわせを運び続けていくための取組みについてご紹介いたします。

取組み1
持続可能な養殖事業をめざして

身体にやさしい良質なタンパク源として世界的に魚食が広がるなか、マルハニチロは、海洋資源の保全・安定供給にむけて完全養殖技術の開発に注力してきました。既に、クロマグロについては国内トップレベルの技術を確立しているほか、カンパチ・ブリの完全養殖の拠点として「マルハニチロ養殖技術開発センター(旧南さつま種苗センター)」を設置するなど、日本の水産トップメーカーとして、天然資源に依存しない完全養殖事業をリードしています。

世界発のカンパチのASC認証

2019年7月、カンパチ※1の養殖において世界で初めて「ASC認証※2」を取得し、2020年5月に商業出荷しました。マルハニチロは、今後もASC認証商品の取扱い拡大に取り組み、おいしいことはもちろん、環境保全や地域社会に配慮して生産された魚を世界の食卓にお届けしていきます。

※1
カンパチ:英名Greater Amberjack 学名Seriola dumerili
※2
ASC(Aquaculture Stewardship Council 水産養殖管理協議会)認証:養殖が及ぼす周辺環境への負荷を軽減しながら、地域社会に   配慮し、養殖業に携わる人々の権利を守る「責任ある養殖」をめざす仕組み。世界的に信頼性の高い国際認証制度と評価されています。


ASC-C-01271

クロマグロは欧州市場へ

2010年、日本で民間企業として初めて完全養殖クロマグロに成功し、2015年以降、商業出荷を徐々に本格化させ、2019年からは生鮮状態(生食用)で欧州への輸出を開始。現在、マルハニチロの完全養殖クロマグロは、イギリス、ドイツ、オランダ、イタリア、スイス、さらには中東でも楽しまれています。

取組み2
SeaBosの一員として

マルハニチログループは、世界の大手水産会社ならびに海洋・漁業・持続可能性を研究する科学者とともに Seafood Business for Ocean Stewardship(SeaBOS)取組みに立ち上げから参画しています。持続可能な水産物の生産と健全な海洋環境の確保に向けて、国連の持続可能な開発目標(SDGs)、特に「目標14 海の豊かさを守ろう」への積極的な貢献をめざしています。

「70億人のためのSDGsコミュニケーションとアクション」セミナーに参加

2019年6月、SDGsの17の目標のロゴデザイナーであるヤーコブ・トロールベック氏の初来日を記念したセミナー「70億人のためのSDGsコミュニケーションとアクション」に、SeaBOS会長として伊藤会長が登壇。「食」と「海洋プラスチック」などの観点から、活動報告や将来に向けた考え方を示しました。


セミナーに登壇した当社会長の伊藤 滋(右から2人目)

第4回会議「プーケットDialogue」の開催

2019年9月、タイ・プーケットでSeaBOSの第4回会議が開催されました。会議では、持続可能な漁業と養殖管理、海洋プラスチックを含む海洋汚染、気候変動に関連する規制などについて改善の重要性が話し合われました。マルハニチロは、これらの改善点をいかに日本に適用できるかを考え、SeaBOSの一員として役割を果たしていきます。


©Thai Union Group

取組み3
食品ロス・廃棄物の削減、有効活用

マルハニチログループは、原材料や資材の無駄をできるだけ減らし、廃棄物の削減に努めています。製造工程で発生する食品残渣は資源化・有価物化へ、流通過程で商品化できなくなった食品は寄贈するなどさまざまな取組みを通じて環境負荷低減に貢献していきます。


食材をムダなく利用

地球温暖化対策となるバイオエネルギーに

化石燃料の代替として利用拡大が期待されるバイオエネルギー。マルハニチロ下関工場では、2013年にバイオガス発電設備を導入し食品廃棄物をバイオエネルギー源として活用しています。2020 年度にはバイオガス発電設備を当社大江工場へも導入する予定です。

関節を守るコンドロイチンに

食用に向かず従来廃棄されてきた紋甲イカ軟骨に含まれているコンドロイチンに着目し、コンドロイチン原料として販売を開始しました。こうした、未利用資源の商品化にも積極的に取り組んでいます。

飼料となるフィッシュミールに

マルハニチログループの広洋水産では、サケ、イワシ、サンマ、サバ等を熟練の技術で刺身、フィレーやイクラに加工しています。2017年に設立したミール工場では、製造工場で発生する食品残渣を資源化・有価物化するなど原材料の無駄をできるだけ減らし、廃棄物の削減に努めています。

食品ロスに貢献するフードバンクへ

さまざまな理由で流通が困難になった商品を生活困窮者へ無償で提供するフードバンク活動。マルハニチログループは、商品化できない混獲魚種や容器の変形などによって出荷できない缶詰などを寄贈しています。

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