独自の強み
「水産物調達力」と「商品開発力」。
2つの強みがマルハニチログループの成長の原動力
マルハニチログループの最大の強みは、約70カ国から水産物を調達して世界市場に供給する「水産物調達力」と、“本物・安心・健康”をキーワードに冷凍食品をはじめとする多彩なカテゴリーで絶対的な“おいしさ”を追求する「商品開発力」です。この2つを両軸に調達から開発・加工、販売までの一貫体制を強力に推し進めています。
数多くのロングセラーを創造する
総合食品メーカーとしての商品開発力
フィッシュソーセージや「あけぼの」のさけ水煮の缶詰など、数多くのロングセラーを世に産み出してきたマルハニチロ。水産物調達力をベースにした商品はもとより、冷凍食品、カップゼリーなど、あらゆる食のカテゴリーにアプローチしています。

厳選した素材を使用して
本格志向でトレンド性の高い商品を開発
調理品は本格志向でトレンドをとり入れた商品の開発に積極的に取り組み、積極的な差別化戦略のもとアイテムの拡充を図っています。冷凍野菜はキャリアコントロールシステム(品質管理システム)を導入して、安全・安心な商品の提供を図っています。


さまざまな業態に対応した
付加価値の高い商品を多彩に提案
業務用の冷凍食品は、安定した原料調達力と商品開発力、技術開発力を融合して、付加価値の高い商品を提案しています。また、産地や安全性にこだわりながら、国内外の生産拠点で信頼の味を追求しています。

素材力と加工技術、開発力で
新たな市場を開拓
加工食品は、サバ缶詰など多様な水産缶詰、フィッシュソーセージ、ちくわ、「あけぼのさけ」やカニ缶詰などロングセラー商品、カップゼリーやレトルト食品などさまざまな事業でシェアを拡大しています。

缶詰 国内売上シェア
マルハニチロは、サケ缶詰、カニ缶詰などのロングセラー商品をはじめ、サバ・サンマ・イワシ缶詰などにおいて、国内で高いシェアを占めています。
※(株)インテージの2019年4月~2020年3月のSRIデータより、無断転載を禁じます。

超高齢社会のなかで
「食のバリアフリー化」に貢献
「ユニバーサルデザインフード(UDF)」の提供を中心に、「メディケア食品」「SOFLI」ブランドを展開しています。
業界初「中鎖脂肪酸(MCT)」を配合した「もっとエネルギー」シリーズなどを販売。病院施設向けと在宅向けの両面から、“食のバリアフリー化”に貢献しています。

ペットの健康や高齢化に配慮した
健康訴求型の商品を開発
人間同様にペットの健康や高齢化に注目し、ペットの年齢に合わせた健康訴求型の商品開発に力を入れています。今後はさらに原材料のトレーサビリティの優位性を生かし、さらなる充実を図ります。


水産物から抽出する高品質の製品を
健康食品・医薬品メーカーなどに提供
コンドロイチンやヒアルロン酸、各種サプリメント、さらに中性脂肪対策や脳の活性化に効果があるといわれるDHAなど、水産物由来の商品を開発しています。

DHA(食品用)生産量 国内シェア
約50%(業界全体 年間推定約1,200トン)
高度な精製技術を誇るマルハニチロのDHAは、国内外の業務用ユーザーから高く評価されています。
※2018年4月~2019年3月累計・自社調べ、無断転載を禁じます。

高度な鮮度保持技術、
旨味成分制御技術を最大限に活用
1994年5月、コロンビア号にマルハニチロ(当時マルハ株式会社)の「宇宙食メニュー」がNASAの厳正な検査に合格。その後、スペースシャトルコロンビア号で宇宙飛行士・向井千秋さんなど4名の宇宙飛行士による“初の日本食パーティー”が実現しました。そして2004年10月にも、ふたたび宇宙食開発に挑戦し、その結果、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から「サバの味噌煮」「イワシのトマト煮」「サンマの蒲焼き」の3品が“宇宙日本食”として認証されました。

Topics for Consumers 1
消費者の健康志向にこたえる
機能性表示食品の開発
水産物由来の健康栄養素であるDHAとEPAの研究に取り組み、「機能性表示食品」制度を活用した商品を次々に開発し、皆さまの健康をサポートしています。

Topics for Consumers 2
100年前から日本の食生活を支える
超ロングセラー商品
半世紀、1世紀以上にわたって愛され続けている商品たち。次の100年をめざし、これからも大切に育んでまいります。

食にまつわる新しい素材や技術の開発を通じて、マルハニチロの「商品開発力」を支えています。
国立の試験研究機関・教育機関、さらには多くの企業や民間研究機関などが集まる茨城県つくば市にマルハニチロの「中央研究所」は建っています。現在、各大学や公的研究機関、民間企業と連携しながら、食品の味や物性の研究、新規機能成分の解明と機能性食品の開発、さらには製造加工技術の開発や機能成分のファインケミカルへの応用などに取り組んでいます。