SALMON MUSEUM サーモンミュージアム

リンク集

標津サーモン科学館

〒086-1631 北海道標津郡標津町北1条西6丁目1番1-1号
http://www.shibetsu-salmon.org

【主な見どころ】
●大水槽
標津サーモン科学館のメイン水槽の一つで、容量110klの海水の大型水槽です。ここには世界中のサケ科魚類ばかりでなく、標津沿岸に生息する魚類も展示しています
●中水槽
8klの3つの水槽があります。シロザケ、サクラマス、レイクトラウトなどを展示しています。
●魚道水槽
・標津サーモン科学館のメイン水槽の一つです。2~8月はシロザケの稚魚、ヤマメ等の群泳が見られます。9~10月は標津川に回帰したシロザケ、カラフトマス 、サクラマスの遡(そ)上の様子がガラス越しに見られます。11月にはシロザケの産卵行動が観察できます。1日に1~3回ほど産卵させるようにしています。運が良ければ産卵の瞬間が見られるかもしれません。
●川の広場
幻の魚イトウの生態がわかる「イトウコーナー」をはじめ、川や湖で生活するサケ科の魚などを観察できます。

サーモン科学館では、サケ科の魚に関する様々な教育活動を行っています。

札幌市豊平川さけ科学館

〒005-0017 北海道札幌市南区真駒内公園2-1
http://www.sapporo-park.or.jp/sake/

札幌の中心を流れる豊平川に、再びサケを戻そうとする「カムバックサーモン運動」が成功し、放流された稚魚たちは、1981年秋以降、親ザケとして豊平川に帰って来ました。
サケの姿を見た市民からは 「サケのふ化・放流を続けるための市民のふ化場を」、また「サケについて学習するための施設を」といった声が高まりました。その市民の声を受けて、1984年10月に札幌市豊平川さけ科学館が開館しました。現在では、ふ化放流事業以外にも、サケの仲間や豊平川の淡水魚などを飼育展示し、サケや豊平川に関するさまざまな情報を発信しています。

【主な見どころ】
●本館
サケの生態についてのパネル、実物大模型、剥製ジオラマ、映像上映、情報地図、図書などがあります。サケの仲間(イトウ・オショロコマ・外国のサケなど)約20種類が展示されています。
●さかな館
豊平川の魚、エビ・カニ、カエル、カメ、サンショウウオなど約30種類の生き物が展示されています。

千歳サケのふるさと館

〒066-0028 北海道千歳市花園2丁目312 道の駅・サーモンパーク千歳内
http://www.city.chitose.hokkaido.jp/tourist/salmon/

国立公園「支笏湖」を源とする千歳川は、日本におけるサケマスの近代的な孵化放流事業発祥の川です。その千歳川のほとりに建てられた「千歳サケのふるさと館」は、サケと北方圏淡水魚の一大アクアリウムです。
館内には大小の水槽をはじめ、サーモンムービーや川の中の生き物たちを直接観察することができる水中観察室などを備えています。秋には、遡上するサケを捕獲するユニークなインディアン水車なども間近に見ることができます。

【主な見どころ】 
●千歳川水中観察室
「千歳川水中観察室」は千歳川の護岸の一部で、支笏湖から約30㎞、石狩川河口から約70㎞のところに位置しています。 川の左岸30mにわたって、自然のままの川の様子がご覧いただけます。
●インディアン水車
年間およそ30万尾のサケを捕獲するこの捕魚車は、ふ化事業に用いるサケの親魚を捕獲するため、秋だけ設置されます。
捕魚車によりサケを捕獲するのは、あくまで増殖事業のためであって、観光のためではありません。とはいえ、今やすっかり千歳川の秋の風物詩となり、千歳市民をはじめ、多くの人々が見学に訪れています。
(*インディアン水車は増殖事業のため日本海さけます増殖事業協会が設置しています)

イヨボヤ会館(日本最初の鮭の博物館)

新潟県村上市塩町13-34
http://www.iwafune.ne.jp/~iyoboya/index.html

村上地方では古くから「鮭」を「イヨボヤ」と呼んで来ました。「イヨボヤ会館」は、このことにちなんで名付けられました。

【主な見どころ】
●三面川(みおもてがわ)鮭観察自然館
この施設は、三面川の分流(種川たねがわ)を遡上してくる鮭の群れを直接ガラス越しに観察できるものです。
日本一を誇るこの鮭観察自然館は、全長50メートル、幅8メートル余りの大地下室となっており、まさに勇壮な鮭が群遊する一大パノラマが展開されます。運がよければ、鮭の神秘的な産卵シーンも見られるかもしれません。
●生態観察室
本館地階には側面をガラス張りにした人工河川があり、秋にはふるさとの川に帰ってきた勇壮な鮭の群遊を間近に観ることができます。
運がよければ献身的な鮭の産卵シーンに遭遇し深い感動をおぼえることでしょう。また、幻の魚といわれるイトウなど珍しい淡水魚も観察できます。
●青砥武平治(あおとぶへいじ)記念コーナー
江戸時代、鮭は村上藩の重要な財源とされ、大切にされてきました。この鮭の保護・増殖に尽くした人が藩の下級武士「青砥武平治」です。
このコーナーでは、世界で初めて鮭の回帰性に着目し、帰ってきた鮭が安心して産卵できるよう川を整備し、いわゆる「種川の制」を開発した武平治の功績をビデオを中心に紹介します。
●こどもさかな科学館
「サケはどうして生まれた川に戻ってくることができるのだろうか」「淡水にも海水にもすめるサケの体のしくみはどのようになっているのだろうか」など、サケを中心に魚についての豆知識をコンピューターゲームで楽しく学べるコーナーです。
★その他、村上の自然や暮らしの中でのサケとのかかわりをわかりやすく展示しています。サケの皮でつくられたジャケットは必見です。

独立行政法人水産総合研究センター さけますセンター

〒062-0922 北海道札幌市豊平区中の島2条2丁目4-1
http://salmon.fra.affrc.go.jp/

村上地方では古くから「鮭」を「イヨボヤ」と呼んで来ました。「イヨボヤ会館」は、このことにちなんで名付けられました。

我が国では、17世紀頃から産卵のため川へ帰ってきたサケを保護し、天然産卵を促す試みが行われていました。

1888年(明治21年)、官営の千歳中央孵化場 (現在のさけますセンター千歳事業所) が石狩川水系千歳川流域に設置され、これを契機にサケの人工ふ化放流が北日本各地で進められてきました。 1952年(昭和27年)、水産資源保護法の施行に伴い水産庁北海道さけ・ますふ化場が設置され、国が中心となって積極的にさけます類の増殖を推進した結果、1970年代(昭和45年)以降、サケの資源量は飛躍的に増大しました。 長い歴史を持つさけます増殖事業によって、我が国のさけます資源量は極めて高い水準に達しましたが、資源変動の増大、南北及び東西間の較差拡大、遺伝的多様性の保全、生態系への配慮など多くの課題が残されています。こうした課題を解決し、さけます類の適切な資源管理に資するため、1997年(平成9年)10月、北海道さけ・ますふ化場は、さけ・ます資源管理センターに改組されました。

2001年(平成13年)4月、中央省庁等改革基本法に基づく行政改革の一環として独立行政法人となり、2006年(平成18年)4月には、(独)水産総合研究センターに統合され、さけます類の幼稚魚期から沖合回遊、産卵回帰に至る生活史全般にわたる研究開発体制が整備されました。 さけますセンターでは、個体群の維持のためのふ化放流とふ化放流に係る研究開発を総合的に推進し、その成果を広く普及しています。

※施設や展示内容について、詳しい情報は各ホームページでご覧ください。

ページTOPへ