鮭と文化
ナムギースの人びとはバンクバー島の北部を流れるニムキッシュ川(Nimpkish River)の流域に住んでいた人々で、1870年代にサケ加工場が集中しているCormorant(コモラント)島のAlert Bay(アラート・ベイ)の村に多く移住しました。ナムギースの人びとの正式名称は「Namgis First Nation」です。ナムギースの人びとはワカシャン語族に属するクワキウトル族です。このクワキウトル族は贅沢に装飾されたお面やトーテムポールに彼らの壮大な神話を表現することで知られています。ワタリガラスやシャチなど鳥や魚類の絵が多く、黒太の線で描かれているのが特徴です。彼らの文化は、現在もアラート・ベイ周辺のコミュニティにおいて脈々と受け継がれています。
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