社員インタビュー

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佐野 将史 水産加工品部 加工一課 2007年入社

私の仕事内容

 もともと、水産物等の取扱いを得意とする当社ですから、「原料」の販売が中心でしたが、最近はより付加価値を高めた商品を作ろうと「加工」にも力を入れています。その役割を担うのが、水産加工品部。加工一課はその中でも鮭をメインにしています。
 私の主な仕事は、中国の加工工場での紅鮭や銀鮭、助子(スケトウダラの卵で明太子やたらこの原料)の加工管理と日本国内での販売支援。原料調達部署が海外から買付けた鮭と助子を、中国山東省の協力加工工場で切り身やスモークサーモン、明太子に加工する際の生産管理を行っています。現地中国人担当者と何をいつどれくらい作るのか、そのための加工賃はいくらかなどを打合せしていきます。一方こうして作られた商品は、当社の営業部署を通じて日本国内のコンビニエンスストアやスーパーなどに販売されるのですが、加工工場の状況や原料など、より詳細な情報が営業上必要とされる場合には営業に同行して説明をします。日本と中国を毎月往復し、作り手の中国側と買い手の日本側の橋渡しをする仕事なのです。

私の過去・現在・未来

 苦手意識があった英語を何とかしたいと、大学在学中に一年間アメリカに留学しました。限られた期間で効率的に英語を学ぶために私が選んだのは、セントルイスという日本語を話す人がほとんどいない田舎の街。滞在中は言葉が通じないことで辛い思いもしましたが、これは結果的に大正解で、この経験を境に英語に自信がつきました。道のりは少々険しくても、やるしかない状況を作る方が自分には向いているのだと体感した出来事でした。
 今でこそ、ある程度の収支を担当していますが、入社2年目まではとにかく毎日が必死でした。しかし、担当を任され自分しかいないという環境で精一杯仕事を取り組むうちに、気づいたら一人で担当を持ちそれなりの予算を任されるまでに成長していました。大枠の目標数値は与えられますが、それを達成する方法は自分で考え、自由にやれというのがマルハニチロ流です。追い込まれて初めて本気になるタイプの私にとって、思い切って仕事を任せ、その立場が人を育てるという育成方針を持つ当社は、短期間で成長できる非常にいい環境だと感じています。

学生時代の私
 ゼミ活動の一環で、現地調査のため発展途上国をたびたび訪問していました。中でも、印象に残っているのは2週間滞在したフィリピンでの活動。現地学生と一緒に貧しい子どもたちのための施設を作るボランティア活動を行い、これが海外留学に行くきっかけになりました。
VISION

 現在は海外で取れたものを海外で加工し、日本に販売していますが、将来は海外で販売してみたいという夢があります。世界でヘルシーフードである日本食が注目を集め、水産物の需要が伸びています。食のボーダレス化が進んでいる現代、提案力と販売力を身につければそれも不可能ではないはず。ヨーロッパには質の高い日本の養殖魚を、アメリカでは便利で使いやすい加工製品など、可能性は無限に広がっていると思います。

だからマルハニチロ

 海外に関われることと日本の「食」に関すること、この二つの軸を持って就職活動を行いました。
 大学を1年間休学して行ったアメリカ留学では、語学の成長だけではなく、自分が日本人であることを強く意識し、日本の良さを再認識して帰ってきました。中でも強く感じたのは、日本食の素晴らしさ。おおざっぱな味付けのアメリカ食に対して、日本食はだしや素材の風味にこだわる繊細な料理。日本人である私がやるからには、日本らしい商売で、しかも食の分野で貢献できればと思うようになったのはそのためです。そうして食品関係の商社を中心に受験する中で、「魚」という日本食を代表する食材を扱う当社に出会いました。
 現在は中国への出張がほとんどですが、世界中を飛び回る先輩方を見ると、いつかは私もとモチベーションが上がります。また、今後販売先が国内から海外に広がる可能性が十分あります。そうなればいよいよ日本食の素晴らしさを世界に伝えることに携われる日が来ることでしょう。

メッセージ
 学生の頃は、今やっていることが将来何の役に立つんだろうと思うことがあるかもしれません。でも、私個人の経験から言えば、後から考えるとすべては点と点でつながっていました。どうせいろいろ考えたって後にならないと答えが見えないのなら、悩んでも意味がない。だからと言って今を無為に過ごしていいと言っているわけではありません。ただ、目の前にあることを一生懸命やってみてください。そこでの経験が必ず数年後の自分に反映されると思います。

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