社員インタビュー

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大門 高久 増養殖事業部 定置養殖課 2008年入社 海洋科学技術専攻 修了

私の仕事内容

 世界で日本食が見直され水産物のニーズが高まる中、日本人に人気の高いクロマグロなどを安定した価格で供給する手段として「養殖」が注目されています。当社は養殖の分野でも業界をリードする存在。私の所属する定置養殖課では、当社の持つ全国8カ所の漁場で行われているクロマグロとカンパチ、ブリの養殖事業を担当しています。具体的には、網や船などの養殖に必要な資材や餌飼料の買い付け、魚の飼育管理が主な業務です。普段はスーツよりもウェットスーツを着ていることが多く、実際に海に潜って魚が元気かどうかを確かめることもしばしば。そのほかに7~11月はクロマグロの稚魚を買い付け、高知や三重、島根のヨコワ基地で餌付けを行い育成し、奄美大島等の育成漁場に出荷する業務も任されています。月の半分近くは出張、この仕事の勝負どころは常に現場なのです。

私の過去・現在・未来

 入社半年後、クロマグロ用餌料の買い付け業務を任されました。餌は魚を飼育する上で重要な部分です。そこで、日本各地の漁港に揚がる魚の種類、水揚量、値動きの情報収集を行い、各海域の魚種毎の資源量推移を勉強しました。それを元に、当社の各漁場で必要となる餌の種類、量の買い付け内容を検討していました。入社一年目でこの仕事を任されたことで、日本各地の水揚げ状況を把握できましたし、仕入れ先との信頼関係も築くことができました。何よりも長期・短期的な目線で物事を捉える判断力が身に付いたことは今の仕事に役立っています。

学生時代の私
 学生時代はサンゴ再生の研究と素潜りサークルの活動に力を入れていました。サンゴ再生の研究では、宮古島を中心にサンゴの移植実験を行っていました。また、サークルでは伊豆諸島を中心にキャンプで回りながら海に潜り、各地の海の状況を肌で感じていました。この経験を通じて、海の素晴らしさを実感すると共に、海の脅威や人間の無力さなど多くのことを学びました。
VISION

 現在は、本社スタッフとして全国8カ所の漁場を出張する形で訪問していますが、今後は各漁場に一人ずつ配置されている所長として従事する予定です。所長として安定利益確保はもちろんの事、漁場で働いている従業員の方々の職場環境の整備強化、地域活性化に貢献したいと考えています。同時に、子どもや若い方々に養殖業の仕事や魚の魅力を伝えていきたいと思います。

だからマルハニチロ

 学生時代にサンゴ再生の研究に取り組み、環境破壊の深刻さを目の当たりにしました。それ以来、海の環境がこれ以上悪化すれば人間は暮らせなくなるという危機感を持っています。そのため、就職活動では何らかの形で海に関わりのある会社に入りたいと思っていました。当社は海に直接関わる水産事業を行っているうえに、きちんとした考えを持っていればやりたいことをやらせてくれるところに魅力を感じています。事業部長は当社を「真っ白い大きなキャンバスと様々な色の絵の具を貸してくれる会社」だと言います。会社の資産や仕組みを用いて、自由に絵を描ける会社なのです。
 先日、奄美出張の際、初めて小学生向けに漁場見学のガイドを務める機会がありました。実際に魚を見せ、漁場の状況や海の可能性を話すと目をキラキラと輝かせて聞いてくれました。CSR活動の意義と重要性を実感しました。利益を出して会社に貢献する一方で、海の環境問題に対する意識を高められる今の環境に感謝しています。

メッセージ
 何事にも目的意識を持ち1分1秒も無駄にせず、様々なことを経験してください。特に海外へはできる限り行っておいた方がいいと思います。就職活動は自分を見つめ直すいい機会です。自分が本当は何がしたいのかを掘り下げ、自問自答を繰り返してください。その分夢に近づくと思いますし、これから社会に出るみなさんが真剣に考えた分だけ、日本の将来は明るくなると思います。熱い想いを持ち、一緒に仕事を楽しみましょう!

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