所属する水産第三部はえびを専門に扱う部署で、世界各国からえびを買い付け、国内外に販売しています。その中でも私のチームは、えびフライ、えび天ぷら、のばしえびなど、調理加工が施されたえびを扱います。原料のえびを買い付け、東南アジアの協力工場で加工し、主に日本国内のスーパーマーケットや、飲食店等に販売しています。私自身もえびの買い付けを担当しており、お客様からの要望を実現するのに最適なパッカー(現地の生産業者)を考え最適なタイミングで買い付けを行うことが主な任務です。くわえて、東南アジア各国に出張し、現地の工場でえびの加工に関する生産指導や品質管理も行っています。
初めて買い付けを行うようになった時は、とにかくお客様からの要望通りの商品を必要数確保することだけに追われていました。しかしその後、国内のお客様への営業活動の経験を重ねる中で、買い付けの段階においても、販売展開までを見据えた“プラスアルファ”の価値を意識したアクションが大切だと気づきました。例えば独自の誕生秘話をもった商品など、その後の販売がしやすいような商品を作り出すことを日々心がけています。また、私の仕事は世界中のえび生産者とのネットワークが一番の武器なので、世界中の生産現場の状況をリアルタイムに把握している必要があります。そのために、日頃表立っては目につかない現地の賃金動向などまで含めた経済の動きに配慮するようになりました。

- いわゆるバックパッカーでした。世界中を旅し、オーストラリア以外の大陸は全て踏破。「郷に入れば郷に従え!」をモットーに様々な環境に適応することを楽しみました。全く考え方が違う人との出会いや、予期せぬ状況との遭遇の連続でしたが、こうした経験はまさしく世界中のありとあらゆる人と関わる現在の仕事の土台として活きています。

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マルハニチロは、えびの調達量国内トップシェアの企業ですが、えびの加工品事業については後発であることも事実です。私の当面の目標は、えびの加工品で「あの商品は新しい市場を作った」「あれを真似すれば売れる!」と言われるような商品をマルハニチロから生み出したいということです。
また、私が扱うフライ関連の加工品というのは比較的特殊な商材で、原料コストの半分はえびそのものとは関連のない衣などの部分にかかります。必然的にえびそのものに対する知識がどうしても疎くなりがちですが、そうしたなかにあっても本来のマルハニチロの強みである原料のえびそのものの知識からきちんと加工品を語れる担当者でありたいと思っています。
入社してよかったなと思うことは、自ら手を挙げた仕事であればとにかく任せてもらえること。目的が正当なものであれば、自分から提案したものに対してそれを止める人はいません。会社としてメリットを出すべく取り組んでいるということをお互いに信頼しているので、短絡的にすぐに結果が出なくても時間をかけてやらせてくれる。血の通った会社だなと思います。もともと水産の「す」の字も知らなかった私ですが、買い付けに関する提案においても背中を押してもらい、入社以来タイ、ベトナム双方に20回くらいは行きました。自分が提案した事項には当然責任も感じるので挑戦には怖さもありますが、それ以上にやりがいがあります。

- 私自身が学生だった時は、社会人になった時の姿など想像もできませんでした。学生から社会人になって変わったことを考えてみると真っ先に思いつくのは、学生の時までは時間を共有する友人や、やりたいことなど環境を自分で選んできましたが、会社では上司・先輩・同期・取引先などの人間関係や、仕事の内容を自分の意思だけで決めることができないということです。しかし、だからこそ日々新しい発見を得ることができ、またそれに順応する能力がついていくのだと思います。実際に私も、社会人になって同世代の友人以外の人と話をするようになり、毎日新鮮な刺激を感じています!









