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経営方針

トップメッセージ

伊藤社長

中期4ヵ年経営計画の利益目標を前倒しで達成。
収益体質の確かな進化をグループ全体の「自信」に変えて計画の“総仕上げ”に取り組んでいきます。

安定的な営業利益を創出する“筋肉質な収益構造”への転換を進めています。

当社グループが2014年度から推進する中期4ヵ年経営計画「Challenge toward 2017」(以降「中計」)は、中間地点を折り返し、2016年度から後半に突入しました。“成長への挑戦”期間と位置づける後半2年の初年度2016年度は、「課題事業の改善」と「既存事業の収益力強化」をテーマに、さまざまな成長施策を推進しました。

「課題事業の改善」では、「加工事業」を中心に収益力の向上を図るべく業務改革を実践した結果、2016年度には飛躍的な改善をおこなうことができました。2017年度も引き続き改善を進めてまいります。

また「既存事業の収益力強化」では、「商事事業」における水産加工品の販売強化や、「漁業・養殖事業」における水産資源アクセスの強化、さらには国内人口動態の変化をふまえた家庭用冷凍食品の新商品開発など、高付加価値ビジネスを通じた収益力の強化を図りました。

こうした取り組みの結果、営業利益263億円をはじめ利益面では、中計の目標値を1年前倒しで達成できました。なお、263億円は、旧マルハニチロHD時代を含め、過去最高の業績です。

グループ全体として、常時200億円を超える営業利益を創出する“筋肉質な収益構造”への転換が進んでいることに確かな手ごたえを感じています。

“成長への挑戦”は、まだ“5~6合目”。当社グループにはまだまだ“伸びしろ”があります。

2017年度は、中計の最終年度、総仕上げの年にあたります。当初に掲げた目標達成に向けて、引き続き“成長への挑戦”に取り組んでいきます。2016年度は好業績をあげることができましたが、成長戦略の進捗状況は、まだ“5~6合目”というのが私の実感です。“伸びしろ”は、まだまだあります。

具体的には、水産領域は、継続的に資源アクセスの強化を図りつつ、養殖事業の収益力強化を図っていきます。特に完全養殖マグロ事業では、ブランド「BLUE CREST」を起ち上げ、商業出荷量の拡大を図りながら、これまで以上に収益性を高めていきます。一方、食品領域は、加工食品・冷凍食品の生産性の強化を図りつつ、新商品開発に注力していきます。特に2017年4月に稼働開始した新石巻工場は、今後の冷凍食品事業の成長ドライバーとなっていきます。

そして、2018年度からはじまる次期中計の策定にも着手しました。テーマは“収益力の向上”と“成長へのさらなる挑戦”です。この3年間で常時200億円を超える営業利益を創出する収益構造を構築しましたが、この収益レベルをさらに高い水準へとシフトさせていく計画を検討しています。

私たちマルハニチロはこれからも「世界においしいしあわせ」をお届けし続けることで、持続的に成長していく企業グループをめざしてまいります。

2017年6月

マルハニチロ株式会社
代表取締役社長
伊藤 滋


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