海外での取り組み

教育支援と子どもたちへの支援(アメリカ)

ロボット競技チーム
ロボット競技チーム

かにかまぼこ製品で全米小売市場トップシェアを誇る水産加工・販売を行っているマルハニチログループのトランスオーシャンプロダクツ(TOP)では、教育支援と子どもたちに向けた支援を軸に、地域社会に貢献しています。

かにかまぼこ工場のあるベーリンガムは、ワシントン州シアトルから車で北に2時間弱の、カナダの国境近くにある人口8万人の風光明媚な町です。2010年5月に2万人の学生を抱える地元のウエスタンワシントン大学で、日本の文化や学術が紹介される恒例のジャパンウィークが開催されました。

TOPは1997年以来14年間継続してこのイベントを支援しており、2000年以降は、TOPの従業員が地元のベーリンガムテクニカルカレッジ(科学技術短期大学)の諮問委員会の委員を務めています。

2010年度は、職業体験学習の一環として、かつて工場で使用していた旧式のボイラーを寄付し、その操作方法を教えて学生の工場現場見学の受け入れを行うなど、学生たちの教育支援も行っています。

アメリカでは、2008年のアメリカ金融危機以来、税収の減少と、景気浮揚のための財政政策の増加で、政府、自治体の赤字が大きく膨らみ、福祉への支援が先細りしています。2010年度も、従業員がさまざまな資金調達のための募金活動に参加したり、子どもたちを支援する約7つのNGOに参加し、イベントを企画したり、英語を第二外国語とする学生のために、英語授業のサポートを行ったり、地元高校のロボット競技チームへの寄付などを行いました。これからも地元に根を下ろした企業として、さまざまなかたちで支援を続けていきます。

Fish for Kids Program

Fish for Kids Program
Peter Pan Seafoods,Inc.(USA)の取り組み

提供されたベニザケ製品

ベニザケを提供した時のようす
(地元の生徒さん、シニアセンターの方々と)
デリングハム工場長 Tom氏(左から5人目)

マルハニチログループの中でアラスカ産天然ベニザケを最も多く取り扱うピーターパンシーフーズ社は、アラスカ州ブリストル湾において100年以上に亘りベニザケの加工事業を行っています。その中の一つでもあるデリングハム工場では、ブリストル湾で獲れたベニサケを地元の方々においしく食べてもらうため、「Fish for Kids」というプログラムを現地の漁師さんと共に行っています。

このプログラムは5年ほど前から始まりましたが、それ以前の地元の学校給食で出される魚のメニューは、パン粉をつけただけの魚や養殖魚のフライのみに限られていました。

これは、世界で最も美味しいベニザケ製品を生産する地域にとって、その恵みを地元の子供たちの学校給食にさえも提供できていないことは、恥ずべきことでもあり、また悲しむべき現実でもありました。

ピーターパンシーフーズ社は、この頃からベニザケ製品の付加価値向上のために、冷凍フィーレ(3枚卸し)の生産を開始しており、これを地域社会への貢献に繋げようという機運が盛り上がりました。具体的な活動は、地元の漁師さんにポスターやラジオでこの活動への参加を呼びかけベニザケを漁獲してもらい、デリングハム工場でフィーレ加工した製品を学校給食向けに無償で提供することでした。

学校では、この製品を使用してSalmonタコス、Salmonバーガー、Salmonテリヤキ、Salmonグリエといった、多彩なメニューを作り上げることができ、子供たちも大いに喜びました。

その後、このプログラムは学校給食のみならず、老人ホーム、保育園など、現在では合計4ヶ所の施設まで広がって継続されています。この取組は、地域の食生活を向上させるだけではなく、ネイティブの人々に伝わる食文化の伝承、および天然資源への理解を深めることへ繋がり、大変好評を得ています。

CSRアンケート

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マルハニチログループは皆さまとのコミュニケーションを図るために、アンケート実施しています。皆さまからの貴重なご意見を可能な限り事業活動に反映させていきたいと考えていますので、是非アンケートにご協力いただきますようお願い申し上げます。