国連グローバル・コンパクトへの取り組み
マルハニチログループは、目標としていた国連グローバル・コンパクトへの参加を、2010年4月に表明いたしました。
私たちを取り巻く事業環境は、さまざまな社会的課題を背景にめまぐるしいスピードで変化しています。このような環境下で、マルハニチログループがよき企業市民として社会からの信頼を得るために何よりも重要なことは、全従業員がCSR行動規準20ヵ条にある価値基準・判断基準をしっかりと自覚し、目先の結果にとらわれることなく行動することだと考えています。このCSR行動規準20ヵ条は、【安全・品質】【コンプライアンス】【環境・社会】【人権・労働】【情報】の5項目から成り、国連グローバル・コンパクトの10原則はこのなかに網羅されています。
グループスローガンである「世界においしいしあわせを」の実現を目指すうえで、私たちはつねにグローバルな視点で社会的課題をとらえ、本業である「食の提供」を通じて持続可能な社会の構築に貢献してまいります。
国連グローバルコンパクトとは?
アナン前国連事務総長が提唱し、2000年に国連本部で創設されました。企業が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会のよき一員と して行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みづくりに参加する自発的な取り組みのことです。法令とは違い、世界最大(2010年5月現在約 8,000団体)の自主的企業市民イニシアティブです。
国連グローバル・コンパクトの10原則
人権
- 人権の支持と尊重
- 人権侵害への非加担
労働
- 組合結成と団体交渉権の支持
- 強制労働の排除
- 児童労働の実効的な排除
- 雇用と職業の差別撤廃
環境
- 環境問題の予防的アプローチ
- 環境に対する責任のイニシアティブ
- 環境にやさしい技術の開発と普及
腐敗防止
- 強要・賄賂などの腐敗防止の取り組み
※経済のグローバル化が進むなか、経済のみならず世界の人権・労働・環境・腐敗防止に企業が大きな影響力を持つと考えられています。
なぜ、国連グローバル・コンパクトに参加したのか?
今後、マルハニチログループに求められる社会からの要請は大きく変化することが予測されます。地球温暖化問題、コンプライアンス、ワークライフバランス、 格差問題、アジアの台頭による事業環境の変化など、これらの問題への対応が企業のみならず地球の将来までをも決めていく時代だからこそ、考え方の根幹を定めておくことが重要と考え、参加しました。
何をするのか?
義務付けられているものは、国連グローバル・コンパクトの10原則への取り組みを、年1回国連グローバル・コンパクト事務局に報告することのみです。多く の企業は、CSR報告書を送付することなどでこれに代えています。マルハニチログループは、国連グローバル・コンパクトの10原則の分野については、 CSR行動規準20ヶ条に網羅されており、すでにさまざまな活動を行いマネジメントされています。今後もこれを継続していくことが求められます。




