機能を強化しつづけることで
魅力あるグループを目指します。
食を取り巻く環境は、食事の風景、食の価値観、また食への嗜好が世界的に同一方向に動き始めたことなど、ここ10年ほどで大きく様変わりしています。
魚食でいえば「尾頭つき」の魚はもはや商品たりえない時代となりました。さらに、調理しにくい、食べにくいなどの理由から、消費者が魚を敬遠する風潮はますます強まりつつあります。
加工食品については、より鮮であり、より本格的であり、より簡便であり、より差別化された商品が求められております。
このような多種、多様な要求に対し、わたしたちはメーカーとして全て応えなければなりません。
(株)マルハニチロホールディングスは、世界からの原料調達力と加工技術力と開発力で、食べやすい魚食の提案や差別化商品の提案によって、皆様の期待に応えたいと考えております。また、将来の世界市場を見据えて、新たな一歩を踏み出しました。
両社が長年培ってきた調達力、開発力、技術力、営業力、品質保証力を融合させ、一層磨き上げつづけることが一番大事なことと考えております。その力を生かし、継続し発展しつつ、新たな食文化を提案し供給していくことが新しい企業グループの使命と肝に銘じて、今後の事業活動に邁進していく所存です。
各々が持てる力を結集して新しい力を育み、皆様にとって魅力ある企業グループを目指すわたしたちの前途に、どうぞご期待ください。
代表取締役会長
田中 龍彦
磨き上げた“強み”を結集し
皆様の期待と時代の要請に応えます。
970年代、世界の漁業環境が大きく変わったことを受けて、マルハとニチロは漁業中心の事業を転換し、それぞれ新たな食品事業の開拓に取り組んできました。マルハは水産事業を核に、海産物の調達と水産加工食品の強化を。ニチロは食品事業を核に、数々の冷凍食品に代表される商品開発力の強化を。両社は自らの目指す方向を定め、それを自らの強みとすべく磨き上げてきました。その間、日本では少子高齢化とともに、徐々に魚の消費が減少してきました。逆に世界では、健康面から魚食が見直されるとともに、「食」の多様化とあいまって魚の消費が増大しています。つまり、「食」に成熟した国内市場では高い付加価値を生む食品が求められ、海外では多様な魚食の提案と供給が求められているのです。
(株)マルハニチロホールディングスは、このような内外からの期待に応えるべく誕生しました。両社が長年、生き残りを賭け磨き上げてきた強みが、時代の要請によって統合されたと言ってもよいでしょう。
私達は日本の魚食文化を支えてきたことに誇りを持ち、それぞれの力をさらに高め、結集し、日本の食文化の新たな価値を切り拓きます。そして「食」の安全と安心を提供するとともに、魚食の魅力を世界に発信いたします。
私達の、これからの事業活動にご期待ください。
代表取締役社長
五十嵐 勇二

